音響測定とは?

音響測定とは、建築音響測定と電気音響測定の2つに分類されます。建築音響測定とは、ホール・劇場・講堂などの残響時間測定、音圧分布、エコータイムパターン、壁、床、天井、建具(サッシ)などの遮音性能測定、空調や機械、車などの騒音測定です。また、電気音響測定とは、ホール・劇場・講堂などの音響設備を対象に行われるものですが、建築的な性能により、その性能・使用・目的に合わせた設計・調整が必要となります。電気音響測定には、音響設備を使用した音圧分布、伝送周波数特性、明瞭度などがあります。





ホール・体育館・会議場・講堂などの残響時間測定、音圧分布、エコータイムパターン、明瞭度などの音響測定から、壁、床、天井、建具(サッシ)などの遮音性能測定まで、迅速かつ信頼性があるデータ処理で対応いたします。また、実際に音響設計、施工を担当するものが音響測定業務にあたるため、その対策に即した音響測定方法をご提案し、現場にて対策などのアドバイスも建築・電気音響設備の両面から可能です。無駄を省いた適切な音響測定により測定及び対策工事のコストダウンにもつながります。また、北海道から沖縄まで、全国対応です。


残響時間などの音響測定においては、東北震災の後、学校・公共施設などの体育館、講堂・ホール・映画館の天井構造補強・改修工事が必要となり、全国で改修工事前と施工後の残響時間を測定し、改修前と音響性能が同等以上に出来ているか検査するケースが多くなっております。また、音響測定はもちろん、仕様検討、残響時間の計算などの音響設計、音響設備の音響調整・改修設計・施工まで、ATSにお任せください。