吸音工事/吸音材、どれだけ貼ったらいいの?

室内の吸音工事の効果とは、


1.室内の残響を短くし、話し声や音楽などの明瞭度を上げる


2.室内の反響音を少なくし、室内騒音レベルを低減する


以上の2点です。



吸音材には、いろいろな種類があり吸音率が異なります。どんな吸音材をどれだけ、どの部分に貼るかによって、その効果が変わってきます。これらを、数字化することは簡単なのですが、実際に数字だけでは、感覚がわからないのが現状です。


数字化とは、1.では、残響時間 2.では騒音レベルとなります。


そこで、ATSでは、室形状・各部材の吸音率データから可聴化(音響)シミュレーションにより、その部屋の音を試聴することが出来ます。これにより、例えば、天井に吸音材を全面貼った時、半分貼った時の音を聴き比べることができ、もし半分で満足できそうなら、吸音工事のコストも下げることも可能となります。